秩父タイトル

ニッコールクラブ東京デジタル支部では、「秩父三十四番札所を歩いて回ろう」という企画で2012年10月から2014年11月まで、足かけ3年、12回にわたって秩父へ通い結願を果たしました。札所までの道々でも写真を撮るので、交通機関はほとんど電車とバスを使いました。
初めの数回は4~5名の参加があったものの毎回2万歩近くを歩くので徐々に参加者が減って、半ばからはだいたい3名に絞られてしまいました。私はその2回目、4番札所から参加しました。その後、1番から3番までは車で巡って辻褄を合わせ、34ヶ所すべてを回りました。

めでたく結願を果たした後、最後まで参加した3名で写真集「ぶらり三人、秩父三十四観音霊場札所巡り [Kindle版]を2015年2月に発刊しました。

札所を巡りながらも、私は札所そのものを撮ることを目的としてはいませんでした。そもそも「歩けるか?」という不安があったので、まず歩くこと。大病の後どれほど体力が回復しているかを試したい、また長い距離を歩くことで体力をつけたいという思いが先に立ちました。次の目的が、面白い被写体を見つけたらシャッターを切ること。私にとって札所巡りは「歩き」と「撮る」ための言い訳みたいなものでした。もちろん各札所では手を合わせては来ましたが・・・。
そんな札所巡りなので、とくに初めはお寺そのものには被写体としての関心が薄く、ほとんどシャッターを切っていません。ところが、写真集は札所中心の編集方針となったので、少々情けないショットも掲載せざるを得ませんでした。全34ヶ所の札所についてはそちらをご覧いただくこととして、ここでは自分の気に入った写真だけを選んで、写真集の別冊私家版としました。

 


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初めて秩父に行ったのは、素晴らしく晴れた秋の一日だった。札所巡りの第2回目なので、第4番高谷山金昌寺の近くまでバスで行き、そこから歩き出した。これは金昌寺から第5番小川山語歌堂から第6番向陽山卜雲寺へ向かう途中で撮った稲掛け。農村の秋を象徴する風景だ。2012年11月4日撮影 NIKON D300 AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED f.9 1/500 ISO200

 

 

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5番から6番に向かう途中、犬を連れたおばあさんに出会った。この写真に説明はいらない。同行の全員が一斉にシャッターを切ったのは、絶好の被写体と思ったからだろう。背景の山は武甲山。2012年11月4日撮影 NIKON D300 AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED f 10 1/500 ISO200

 

 

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この日5つ目の第9番札所明星山明智寺を訪れたときは、すでに日が傾き始めていた。境内には特筆すべきものもなかったが、夕暮れの光が写真に趣を添えてくれた。2012年11月4日撮影 NIKON D300 AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED f 4 1/500 ISO200

 

 

 

 

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