
写真仲間が合同展を開くというので、参加することにしました。初めての展覧会の機会がこんなに早く訪れるとは考えてもいませんでした。出展できるような作品があるのか、という懸念もありましたが、これまでに撮った写真の中から選べばいいやと、極々気楽に考えました。ピアノの発表会だって初心者は初心者なりで演奏するわけで、芸事とはそのように自らを衆目にさらすことで上達するものです。
実際に選び始めると、だんだん自分の写真に目が飽きてきます。どれがいいんだか悪いんだかわからない。しかし、そんなことには悩まずに図々しくやることにしました。結果は、この1~2年に撮影したものが多くなりました。いくらかずつ進歩はしているようです。私の作品にはシリーズ名をつけました。「散歩のとき何か撮りたくなって」。まさにそんな感じでで撮ったものばかりです。
会場にいて気づいたのですが、見学者はよい作品、面白い作品、知人の作品にはじっくりと時間をかける。へたな作品、つまらない作品、知らない人の作品は流して見ます。実は、この合同展には私の身内や知人は誰一人来ませんでした。見てくださったのは他人ばかり。それだけに評価は客観的です。もちろん私の作品をご覧になった総時間は、他のどなたよりも少なかったのでありました。